コンセプトプランニング事業

Q:ここにみかんがあります。

あなたはどうやってどのように売りますか?

この質問に対してあなたはどう考えますか?

もちろん答えはたくさんありますし、どれも不正解では無いはずです。

ただし、みなさまの環境・状況により適切な答えは変わってきます。
その状況の中でより最適なマーケティング戦略を考えるのがコンセプトプランニングです。

事業を運営していると、本来誇るべき強みや目的がぼやけてしまい、明確な目標と課題を見失いがちです。
もちろん新規事業における戦略立案にも重要な要素となります。

例えば、ごく普通のみかんがあります。

これを同じ店・同じ値段で2つのコンセプトに基づいて販売してみます。
単純なコンセプトで売上は変わるはずです。

1・ただのみかんです。一袋300円です。

2・おいしくないみかんです。一袋300円です。

1のただのみかんの方が多く売れます。
当たり前ですね。

そんなの当然でしょ!となるのはつまらない回答です。
コンセプトとはちょっとずれますが、おもしろい事実があります。

それは、おいしくないみかんを一緒に販売することで、本来購入してもらいたい物を引き立てる事ができているという事実。
魅力的な物と比較すれば迷いますが、わかりやすいコントラストを設けることでより強調されます。

ほんの1例ですが、目の付け所を変えるだけで様々な物が見えるのです。
これはマーケティング戦略の手法ですね。

ついでに1例。
たとえば、あたらしい販売方法を考えてみましょう。

スーパー・八百屋・青果店・百貨店などいろいろな販路があります。
共通していることはすべて「たべものである」と言うことですね。
これをちょっとひねって「たべものではない」にしてみましょう。

そうすると不思議なことに、新しい販路(マーケット)が開拓されました。

ハロウィンみたいに置物にしてよし。
魔除けのアイテムにしてよし。
美容用化粧品にしてよし。

それに半永久的な保存は出来ないので、かならず買い換えが発生します。
定期的な消費循環もできましたね。

こんな具合です。

簡単ではありますが難しくもあります。

「定義」にこだわらず「定義」すら変えてしまいましょう!

 

こんな具合に課題を解決していきますので是非ご相談ください。